虫!? カビ!?…不気味な“つぶつぶ”の正体…観音竹の花でした!

つれづれ

虫!? カビ!?…不気味な“つぶつぶ”の正体…観音竹の花でした!

観音竹の“つぶつぶ事件簿”

〜不気味から、まさかの開花へ〜

観音竹に、なにやら「つぶつぶ」が出ているのを発見しました。

最初はあまり気にしていませんでした。
ところが、次の日も、その次の日も、なんだか“つぶつぶ”が増えている気がします。

そのうち、観音竹では見たことのない赤っぽい色も混ざってきて……

その時点で、正直ちょっとゾワッ

「虫の卵? カビ? それとも病気…?」

長年育ててきた観音竹の姿に、突如あらわれた“異様なもの。
じっと見つめながら、「何?なに?こわっ! 」

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不気味なつぶつぶの正体は…

しばらく観察していると、どうやら日ごとに形が変わっている様子。
気になって調べてみると――

なんと、「観音竹の花」だというではありませんか!

まさか、あの“つぶつぶ”が花だったとは!
あまりに花らしくない姿に、驚きました。

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観音竹に花が咲くのは珍しいこと

観音竹(カンノンチク)は観葉植物として人気がありますが、
花が咲くのはとても珍しいそうです。

長年育てていても「見たことがない」という人が多いとか。

咲いた花は、赤っぽくふっくらとした穂のような形をしています。
香りはするような、しないような・・

吉? それとも凶?

調べてみると――
観音竹に花が咲くのは 30年、50年に一度 あるかないか、とのこと。

実はこの観音竹、亡き父が育てていたものを引き継いだ株です。
そんな観音竹が、私の代で花を咲かせるなんて…

観音竹の花が咲くことは「吉兆」とも「凶兆」とも言われているそうです。
けれど、花言葉を調べてみると――
「日々の平安」

吉と出るか、凶と出るか。
そんなことはあまり気にならず、何十年に一度のこの奇跡を、
ただ素直に喜び楽しもうと思います。

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そして、いま

「花が咲くと株が枯れる」という話も聞いたので心配していましたが、
花が終わった今も、観音竹は元気にしてくれています。

長い年月をかけて咲いた花。
きっと父も、どこかでこの花を見て自分の育て方が良かったから、と喜んでいるような気がします。

alma