【 地震・災害時】地震保険について

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地震保険について

2025年12月8日 23時15分頃、青森県東方沖(八戸の東北東80㎞付近)にてまた日本に大きな地震が起こりましたね。

8日夜の地震の後も数多くの地震が続いています。

時間が経ってきて被害状況も少しづつ分かってきているようです。

9日午前2時には気象庁から、北海道から千葉県にかけた太平洋沿岸などの182市町村に、初の地震の規模がより大きな「後発地震」への注意を呼びかける「北海道・三陸沖後発地震注意情報」も初めて発表されました。

地震がなくても益々寒くなるこの時期、体調管理も難しくなる季節の被災は不安ですよね。

この記事では知っておきたい地震保険についてです。

地震保険

地震保険はその名の通り地震による損害を補償してくれる保険です。

地震保険については あまりよく分からないから加入していない、または保険会社の代理人さんにお任せで加入はしているけれど、どういう損害の補償に対応されるのかよく分からない、という人は多いのではないでしょうか。

地震保険は、地震保険法に基づいて、「国と保険会社が共同で運営している制度」であり、地震等による被災者の生活の安定に寄与することを目的として、民間保険会社が負う地震保険責任の一定額以上の巨額な地震損害を政府が再保険することにより成り立っています。

 

地震保険には大きく3つの特徴があります。

 

1)地震保険は、火災保険や家財保険に付帯する形での契約になります。

火災保険(家財保険)とセットで加入する保険で、地震保険単独では加入できません。
2)地震保険は、損害保険会社を通じて提供された地震保険を政府が再保険しているので、最終的には政府と民間の損害保険会社が共同で補償する形になっています。従って、どこの保険会社で加入しても、地震保険の補償内容や保険料は一緒で、競争原理が働かない公共的な仕組みになっています。
公共性が高く、半公的保険です。どこの保険会社を選んでも同じで、保険料と補償内容は同じです。
3)地震保険補償は、保険の対象である居住用建物または家財全損大半損小半損、または一部損となったときに保険金が支払われます。
補償対象は「居住用としての建物(家)及び 生活用動産(家財道具)」です。
居住用ではない店舗や事務所、工場や施設などの建物は地震保険の対象外となります。

 

途中で追加もできる地震保険

地震保険は、火災保険の契約時にセットで契約しなかった場合途中からでも地震保険を追加で契約することができます。

ただし、追加する日付で支払う保険料が変わってきますので、契約中の損害保険会社や代理店に相談、確認をしてください。

また、地震保険の保険金額は、火災保険の保険金額の30%〜50%の範囲内で追加増額の手続きも可能です。

その場合の限度額は、建物5000万円 家財1000万円が限度となります。

 

地震保険まとめ

 

地震保険は、地震そのものによる損害はもちろん、噴火による損害、又それにともなう津波による損害、損壊火災埋没流失なども含めて幅広くカバーされている保険です。

現在契約中の火災保険に追加で契約することも可能です。

保険は、突然おこる災害に備えておきたい物の一つですね。

地震保険は少し特殊な位置付けの保険であるため、少しわかりにくく感じるかもしれませんね。でも、知ると以外にシンプルなので是非知って欲しい保険です。

ただ、、近年災害が増えている事もあり保険料がどんどん値上がりしているんですよね・・私も契約更新の度に悩みながらも無理ない程度にできる範囲で加入しています。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

alma

 

発生時間:2025年12月8日 23時15分頃

震源地:青森県東方沖(八戸の東北東80㎞付近)

最大震度:6強

マグニチュード:7.6

深さ:50㎞